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診療案内

漢方外来

漢方外来(東洋医学療法)

漢方外来
当院では漢方薬を用いた漢方外来(東洋医学療法)も行っております。漢方薬は、健康保険の適用も認められている「薬物療法」のひとつです。漢方薬を使用することで、病気の症状を軽減したり、身体全体の調子を整えることで生活の質(QOL)の向上や、現代医学の治療効果を補ったり高めたりするといった効果が期待できます。

漢方薬とは?

漢方薬とは、中国由来のお薬というわけではありません。確かに、古来中国大陸から伝来した書物にある処方が現在でも使われていますが、日本で作られた処方も数多く存在しています。

漢方薬はさまざまな生薬(しょうやく―植物の葉・根・茎・果実など)の組み合わせで出来ており、西洋薬(通常病院などで使われているお薬)との大きな違いとして、人工的な化学物質が含まれていない点があげられます。

本来はこれを煎じて服用しますが、現在は煎じ薬をインスタントコーヒーと同じような方法で顆粒状にした「エキス剤」が一般的です。粉薬なので煎じる手間はありません。また、健康保険も適用されます。

服用方法について

服用方法について
食前30分前、または食間(食後2時間)に服用します。理由として漢方薬は空腹時のほうがよく吸収されるためです。また、一般的に西洋薬は食後服用がほとんどなので、必然的に双方の服用時間がずれるため、お互いの効能が影響し難いといえます。

但し、どうしても食前・食間の服用を忘れてしまう場合には、食後の服用でも特に問題はありません。そのまま粉薬として、水またはぬるま湯で服用します。粉薬が苦手な方はオブラートに包むか、100~150ccのお湯に溶かして服用して下さい。

また、湯に溶かして服用する場合は、体の中で薬の濃度が急激に上がることを防ぐと言われていますので、特にご高齢の方はこの服用方法をお勧めしています。その他、服用する以外にも、漢方の香りをかぐことも治療の一つと考えられています。

※注意事項としてお茶やジュース、牛乳などと一緒には服用しないで下さい。

副作用について

漢方薬は副作用が無いと思われている方も多いと思いますが、実際には副作用はあります。その症状は薬に含まれる生薬によってさまざまですが、比較的よく見られるのは、胃もたれ、動悸、むくみ、下痢などがあります。

このような症状が出た場合は、まず食後服用にするか、服用の回数を1回または2回に減らして様子を見て下さい。それでも変わらない場合は服用を中止し、担当医に相談するようにして下さい。

よくあるご質問

Q:すでに病院で診てもらっているけど、それでも受診できますか?

A:漢方薬と西洋薬の両方で治療するケースはよくあります。すでに西洋薬で治療を受けている方は、漢方薬の併用でさらなる効果を期待し、また薬の量を減らすことを目標にしていきます。両方の薬を服用することについて心配な場合は、担当医または薬剤師にお聞き下さい。

Q:どんな病気でも漢方で治るの?

A:主な対象疾患は、疼痛性疾患(膝痛・腰痛・肩こり・頭痛・関節リウマチなど)、皮膚科疾患(アトピー性皮膚炎・にきび・じんましんなど)、アレルギー性疾患(アレルギー性鼻炎・アレルギー性皮膚炎など)、消化器疾患(過敏性腸症候群・慢性胃炎・便秘など)、呼吸器疾患(喘息、かぜなど)、婦人科疾患(冷え・月経困難・月経痛・更年期障害など)、精神神経科疾患(うつ・不安感・不眠など)、耳鼻科疾患(難聴・耳鳴り・めまいなど)、生活習慣病(高血圧・糖尿病・痛風・肥満など)など実にさまざまです。

その他、検査では異常がなく治療法がないとされている方、従来の西洋薬での治療で中々うまくいかない場合や、胃障害などの副作用がでて薬が使えない方、漢方薬に興味のある方など、是非一度お試し下さい。